リゾート地として日本でも有名なセブ島。物価の安さ、英語の質のよさ、アクティビティの充実さから留学先としても人気が高いスポットです。「出来るだけ安く、日本から近い場所を留学先にしたい」という方ならば気になること間違いなし！フィリピンはセブ島の魅力や生活情報をご紹介します。
セブ島の基礎情報
日本からのアクセス
飛行機で5時間、時差1時間なので簡単に行き来ができます。
セブ島の大きさ
セブ島はフィリピン中部のビサヤ諸島にある、南北に225kmにわたる細長い島です。セブ島の周辺にはマクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島といった小さな島々があります。島ごとに少しずつ特色が違い、例えばリゾート地といえばマクタン島、産業の拠点やショッピングセンター、観光スポットが充実しているのはセブ島です。全島とその属島がセブ州で、フィリピンのマリナに次ぐ大都市圏として商業施設、観光業が急速に発達しています。
セブ島の気候
セブ島は1年中温厚で、年間平均気温は26～27度位です。6月〜12月位が雨季、1月〜5月位が乾季となっています。雨季といっても、1日中降りやまない雨に悩まされることはありません。1日のうち1回スコールが降る程度です。乾季=夏場になると最高気温は35度位、最低気温でも30度前後になります。
セブ島に行ったら必見！お勧め観光スポット・アクティビティ
セブ島の美しさ・魅力をほんの少しですがご紹介します。
オスロブ（ジンベエザメ ウォッチング）
オスロブはセブシティから高速バスで南東に3時間の場所にある港町です。この町ではジンベエザメウォッチング・エサづけ見学・一緒に泳ぐといったアクティビティが大人気！運がよければ1度に7匹くらいのジンベエザメをまじかで見ることもできます。
セブ島ならではのアクティビティ「アイランドホッピング」
アイランドホッピングとは、船で島（モアルボアル島、ヒルトゥガン島、ナルスアン島、オランゴ島、パンダノン島、ソルパ島などが人気）を巡ってシュノーケリングやダイビング、BBQ、お酒を楽しむという南国ならではの遊び＆リラクゼーションです。海は綺麗なエメラルドグリーンで透明度が高いので、水中カメラを持って行けば可愛い魚たちとのツーショットが撮れるかも？！
カワサンの滝
セブ島のモアルボアルから近く、セブシティからは車で3時間程の場所にあるセブ島最大の滝です。流れ落ちる滝は大迫力！
トップス
ロマンチックな夜景を楽しみたいなら、山頂展望台トップスがお勧めです。「Mr.A」または「Lantaw（ランタウ）」といったレストランで美しい夜景を楽しみながら絶品料理を頂けます。セブシティからは少し距離があるので、タクシーで移動する際にはあらかじめ+50Pにしてもらえるように交渉してからの乗車が安心です。
カルボンマーケット
ローカルな雰囲気を楽しみたい時にオススメなのがカルボンマーケットです。ただし、この違いは危険エリアとしても有名です。というのも、昼間でもスリの多発地帯で現地人でさえ被害にあいやすい場所です。夜になるとギャング、売春婦、麻薬密売人の中心地としても知られています。こうした理由から、語学学校によっては「カルボンマーケットへは行かない様に」と忠告しているところもある位です。
実際のところ、昼間であればあまり怖がる必要はないでしょう。ですが、できれば1人での行動は避けたいところです。ローカルな雰囲気を楽しみたい！と言う方にはオススメスポットですが、くれぐれも細心の注意を払いつつ楽しんでくださいね。
サン・ペドロ要塞
セブ市のダウンタウンにある歴史博物館です。スペイン植民地時代に建設された要塞でもともとは木造建築でしたが、1738年にイスラム勢力からの攻撃に備えるために現在の石造りに作り替えられました。後に兵舎・日本軍の捕虜収容所として使用され、現在では堀の内側が整えられて式場としても人気が高いスポットとなっています。
歴史のロマンを感じたい方には一押しのスポットです。
格安で贅沢なマッサージ
日本でマッサージ、エステ、スパなんていうと1回に1万円前後は必須ですよね。セブ島では大体1時間で700円位です。ホテルや超高級スパ・マッサージのでも1,500～2,000円位。破格プライスで贅沢なリラックスタイムを過ごせます。セブ島の中でもオススメのマッサージ店はこちら！
Ming Thai Spa(ミンタイスパ）
セブ島の中でも最高級のスパ。
Nuat Thai（ヌアッタイ）
チェーンスパなのでお手頃価格でスパ・マッサージを受けられます。
Flora SPA at CEBU（フローラ・スパ・アット・セブ）
高級感のある内装でセレブ気分を味わえます。
セブ島の治安ってどうなの？
はっきり言うとフィリピン全体の治安は、東南アジアの中でも良いとはいえません。むしろ悪い方でしょう。セブ島はどうなのかというと、観光業で発達していて警戒に力を入れているからか、フィリピンの中では比較的安全な場所だと言えるでしょう。ただし、油断は禁物です。
というのもフィリピンは銃社会。だれでも簡単に銃を手に入れることができます。特にお金の出費が多くなるクリスマス、お正月のシーズンになると犯罪率がアップするので注意しましょう。
イスラム教徒との抗争も近年問題になっています。例えば2017年5月、イスラム過激派とフィリピン政府軍の戦闘で、戒厳令がミンダ島全土に敷かれました。抗争の舞台となったミンダナオ島マラウィ市からは沢山の市民が近隣都市に逃げて混乱状態になったと言われています。
セブ島で生活するにあたって、スリへの警戒はもちろん、イスラム過激派によるテロの可能性にも注意する必要があると言えるでしょう。セブ島での留学や旅行を考える際には、安全を考えて行動・計画したいものですね。
セブ島での移動手段について
セブ島での移動手段はタクシーかジプシーという中型バスのような乗り物が一般的です。最も安全なのはタクシーでしょう。それぞれの注意点や特徴をご紹介します。
タクシー
白・黄色のタクシーがありますが、信頼されているのは黄色のタクシーです。目的地までしっかり送り届けてくれる安心感があり、空港から市内に行くエアポートタクシーとして利用されるケースが主です。
もっとも一般的なのは白タクシーですが、中には共謀者を車に乗せて、武器で脅して貴重品を盗むなと言ったケースもあります。タクシーに乗る際には誰も乗っていないことを必ず確認しましょう。
「観光客だからだませる」と思うのか、わざとメーターを作動させない運転手もいます。不正な金額を言い渡されたら、適正金額だけを払いサッと下車して構いません。また大きなお金しか用意していないと「おつりがない」と言われることもあるので、お釣が出せるのかどうか事前に確認してからの乗車を心掛けましょう。
庶民の味方ジプシー
中型バスのような乗り物で、停車駅はありません。自己申告で止めてもらったり、乗車したりします。ジプニーは距離や時間に関係なく1回7ペソ（18円）と格安料金なので、セブ島市民にとっては欠かせない移動手段となっています。
昼間は問題ありませんが、夜間の乗車は避けましょう。
タクシーやジプシーの他にも、バイクタクシー（あまり見かけない）、バス（長距離移動の際に使用）やトライシクル（バイクの横に箱みたいなものを付けたもの）と言った移動手段があります。
セブ島に留学すると…留学先として選ぶメリット
物価の安いフィリピンは、英語を格安でそれも長時間学びたいという方にピッタリの場所です。セブ島を選べば、安全とは言い切れませんが、フィリピンの中でも比較的治安の良い状態で勉強に励むことができます。セブ島を留学先として選んだ際のメリットをご紹介しましょう。
メリット1：安い
アメリカ・イギリス・オーストラリアに3か月留学する場合、渡航費、学費、食費、viza、居住場所などを考えると100万円を越えます。一方でフィリピン（セブ島）の場合、3か月にかかる費用は70万、80万円位です。
メリット2：英語を話す機会が多い
フィリピン留学の魅力として挙げられるのがマンツーマンレッスンです。アメリカ、イギリスなどの国での英語レッスンは多くの場合生徒10〜20人に対して1人の講師というスタイルです。これでは授業時間中に発言するのはとても難しいでしょう。それに対して、フィリピンでは人件費が安いため1日4〜6時間のマンツーマンレッスンを取り入れるのが主流となっています。
メリット3：授業時間が長い
フィリピンでの1日の授業数は4～8時間くらいで、全てをマンツーマンレッスンにすることも、グループレッスンを含めることも可能です。さらに多くの学校では、会話、TOEIC、発音矯正などの放課後授業を無料で開催しています。日中の勉強後にさらに語学力を磨きたい！と言う方にとっては素晴らしい学習環境だと言えるでしょう。
メリット4：美しい風景＆アクティビティを楽しめる
週末になればご紹介した絶景・お勧めのスポットでリゾート気分を味わうことができます。遊びも勉強も全力投球したい！と言う方にお勧めの場所です。
